2026.02 27
ふと笑ったときや写真に写った自分の口元を見て、「銀歯が目立つな」と気になったことはありませんか?
実は最近、見た目の悩みだけでなく、「銀歯が外れた」「中がむし歯になっていた」というトラブルをきっかけに来院される方が増えています。銀歯は長年使われてきた治療法ですが、時間の経過とともにさまざまなリスクが出てくることもあります。
今回は、銀歯を見直すことがなぜ健康維持や再発防止につながるのか、そして当院で行っている精度の高い治療体制についてご紹介します。
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銀歯は金属でできているため丈夫なイメージがありますが、口の中という過酷な環境で長年使ううちに少しずつ劣化します。
接着部分にすき間ができると、そこから細菌が入り込み、被せ物の内側でむし歯が再発することがあります。
外からは見えにくいため発見が遅れやすいのも特徴です。
また、金属イオンが溶け出して歯ぐきに沈着し、黒ずんで見えることもあります。
さらに、ごく一部ではありますが、金属が体内に取り込まれることでアレルギー症状に関与する可能性も指摘されています。
こうしたリスクを抑えるには、被せ物そのものの精度が非常に重要になります。
銀歯を白い素材に替える方法にはいくつかの種類があります。
保険診療では、歯科用プラスチック(レジン)や、条件に応じてCAD/CAM冠と呼ばれる白い被せ物が選択されることがあります。
これらは比較的短期間で白くできますが、長期的には変色や摩耗が起こりやすい面もあります。
一方、自費診療で選ばれることが多いセラミックやジルコニアは、天然歯に近い見た目を再現できるだけでなく、変色しにくく耐久性にも優れています。特にジルコニアは強度が高く、奥歯や噛む力が強くかかる部位にも適しています。
近年はデジタル技術の進歩により、これらの素材をより高精度に作製できる環境が整ってきています。
当院では、口腔内スキャナー(iOS)とセレックシステムを導入し、デジタル技術を活用した補綴治療を行っています。
従来の型取りに比べ、iOSによるスキャンは精度が高く、歯との適合性に優れたデータを取得できます。
そのデータをもとに、院内に常駐する歯科技工士が設計・製作を行うため、細かな調整や修正にも迅速に対応可能です。
外部技工所に依頼する場合と比べ、治療期間を短縮しつつ、高品質で精度の高い詰め物・被せ物を提供できる点が当院の強みです。
見た目の美しさはもちろん、噛み合わせや清掃性まで考慮した設計により、再発リスクを抑えた長持ちする治療を目指しています。
銀歯のやり替えは単なる見た目の改善ではなく、むし歯の再発防止や歯ぐきの健康維持につながる大切な選択です。
素材は時間とともに劣化するため、「痛くないから大丈夫」と思っていても、内部でトラブルが進行していることがあります。
デジタル技術と院内技工士による高精度な治療体制を活かし、短期間でも質の高い補綴治療が可能です。
昔入れた銀歯が気になっている方は、ぜひ一度お口の状態をチェックし、将来を見据えた治療を考えてみましょう。
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