疾患から歯を守る
口腔内のメンテンス管理
むし歯や歯周病などの口腔内の疾患を避けるためには、日々口腔内を正常に維持する必要があります。
予防歯科はそのためのメンテナンスを行う診療です。
治療後も再発の可能性を考えて通院することで健康な状態を維持することができます。
歯科との定期的な接点が
口腔の健康を守る
予防の第一歩は歯科と接点を持つことから始まります。定期的に歯科を訪れることで、疾患の発生や進行を最小限にし、口腔環境を正常に維持します。
10年後の健康に繋げる
口腔環境を整える
口腔管理プログラム
口腔内の機能を守り、これから先出来るだけ歯を残すためにさまざまな治療や検査により口腔内の健康状態を管理します。
PROGRAM01
デンタルチェック
定期的に口腔内の状態を
専門的に診る
検査で口腔内の状態を知ることで、予防の方法や処置が決まります。口腔内を健康に維持するために、検査とヒアリングを行い、分析結果を多角的に診て、現状と未来に起こり得る疾患まで予測した予防や治療を行います。
口腔内スキャン
お口の中の状態を把握できるようにさまざまな方向から撮影します。口腔内を直接診ている状態では見落としている部分も写真で確認できます。
レントゲン
パノラマレントゲンで治療跡や歯並びなどを把握します。矯正をご希望の場合は矯正専用の頭部全体のレントゲン撮影ができるセファロレントゲンも撮影します。
口腔内診断
歯科医師が直接口腔内を診て診断します。拡大鏡やマイクロスコープを使用することで肉眼では確認できない小さなむし歯などを発見することができます。
CT撮影
コンピュータ処理により撮影データを3次元的に構築し、骨の状態などが正確・高精度に診断できるCT撮影により、精緻に口腔状態を把握します。
PROGRAM02
プロケア
口腔内を清潔にする
歯科医・衛生士による予防処置
定期的に歯科医院で専門的にクリーニングや処置を行うことで、口腔内を清潔に保ち、むし歯や歯周病といったトラブルを予防します。歯科医師や衛生士によるクリーニングでは、普段の歯磨きでは取りきれない汚れまで除去します。
PMTC(プロフェッショナル クリーニング)
歯科で行うクリーニングです。専門の器具を使用して歯垢やプラークを落とし、衛生状態を良好に保ちます。
デンタルフロス
歯ブラシなどでは磨くことができない歯と歯の間の汚れはフロスで落としていきます。
フッ素塗布
歯の再石灰化を促す作用があるフッ素を歯に塗布することでむし歯になりづらい歯をつくります。
シーラント
磨き残しが多い奥歯の溝を埋めることで汚れが溜まりづらくします。子どもの予防に行うことが多いです。
スケーリング
スケーラーという器具を使用して歯周ポケットから見えている歯の汚れを削ぎ落とします。
ルートプルーニング
歯周ポケットの中の歯垢や歯石を落とし、歯の表面を清潔できれいな状態にします。
PROGRAM03
ホームケア
日々のセルフメンテナンスで
口腔環境を良好に維持する
口腔内のコンディションを良好に維持するためには、歯科でのケアに加えて自宅でのケアも大切です。正しい歯磨きや生活習慣の改善、歯科での定期的なメンテナンスの受診を習慣づけて歯科と二人三脚で健やかな口腔内を維持することが理想です。
歯磨き・フロス指導
正しいブラッシングについて衛生士が指導します。フロスを毎日使用することを推奨しています。
食生活指導
むし歯になりやすい糖分や食事のタイミングなど、歯の疾患リスクを考えた食生活指導を行っています。
生活習慣改善
ケア不足以外にもストレスやアルコール、喫煙の習慣も口腔トラブルに繋がるため、生活習慣の改善を促します。
定期健診
定期的に歯科に健診にご来院いただくサイクルをつくるために、定期検診の習慣を定着させ、健康を守ります。